忍者ブログ

改 四号請求訴訟のブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

市側弁護士について

国分寺市側の弁護士、かなりきわどいことをなさっていると私からは思えます。
 今回の控訴で市にはどんな説明をしているのでしょうか。

 私は一審で勝訴しましたが、弁護士は辞任していましたから費用の請求は国分寺市にされることはありませんでした。
 対して、市の代理人となった弁護士は敗訴してもその報酬を受け取っているでしょう。


 この国分寺市代理人の弁護士がどれだけエゲツナイかというと、もう原審から特徴的だったと言わざるを得ません。


 他の弁護士に聞けば「かなりエゲツナイとは言える」とは言われています。





 営業を妨害されて訴えた事業者は当初は14億近くを国分寺市に請求しています。
 確かにこれは無理筋でした。逸失利益としてはあり得ませんでした。(難しい話なので別の機会に譲ります)


 結局、裁判では計算し直されて減額されましたが、市は負けて和解勧告を受けました。
 支払うことになった賠償金はそれでも4億5千万と巨額です。
 控訴した市は高裁から「和解しなさい」と宣告されたのでした。


 で、この市側の弁護士の報酬はどうなったでしょうか。
 敗訴です。損害賠償請求の代理人となり弁護して、敗訴したのです。

 ところが、この弁護士は通常報酬の他に「成功報酬」を受けとっています。

 負けたというのに、少なくない成功報酬が市民の税金から支払われたのです。
 5千万円ぐらいと推定されます。


 「14億を4億5千万にまけさせた結果になったからその成功報酬だ」

ということになります。



 この件の詳細は情報開示は拒否されましたが、負けた弁護士が通常の報酬の他に成功報酬として大きな金額を得ていることは事実です。
 これは市民の感覚としては受け容れがたいものがあります。

 損害賠償請求を勝ち取った4億5千万の弁護士の報酬より、負けた市側の弁護士がその報酬をより多く貰っているのです。

 これに市は違和感はないのでしょうか?
 弁護士の報酬は自由化されているということなのですが。




 こういうところもひとつ、被告の国分寺市は「法的見識に欠ける」と感じるところです。
 この弁護士と交渉もせず、裁判に負けたというのに、市は言われるままに成功報酬を払っているのです。

 これを「世間知らず」と片付けてしまえるでしょうか。
 市民の税金です。


 少なくとも、12万人の国分寺市民の財産と生命を預かるには心もとないと言わざるを得ません。



 確かに、もとはと言えば星野前市長の違法行為によるものです。
 弁護士への成功報酬の支払いは違法とまでは言えません。
 それとも、本件での前市長の責任の重さを感じるしかないのでしょうか。


PR

PAGE TOP