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改 四号請求訴訟のブログ

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顧問弁護士の名誉回復

【馴れ合い議会!】市議会が星野前市長に対する債権を放棄する決議を可決!

 憲法で保障する財産権、その権利を侵害した市長を意味なく擁護する腐りきった議会!なんでもやる連中。何が憲法を守れだ、笑わせるな 





この事件はごくシンプルな事件でした。
 パチンコ店の出店が気に入らないということで議会が騒いだら、市長が図書館を使って妨害し、国分寺市がこれを訴えられ賠償させられました。
 法律など無視。ご自分が非難されたらこういうことをやった。

 このことで、「違法行為の責任は前市長個人にある」として、前市長個人に請求することの可否が裁判となっています。それが本件四号請求訴訟です。




 さて、ここにひとつの証拠として「法律相談資料」というものがあります。
 星野前市長が議会を騙すかのようにして動かし、図書館設置するための条例を可決させた、そのひとつの証拠です。


 当時、この事件が報道されると、多くの法曹関係者がこれを評し、「妨害しても大丈夫だ、勝てる、こんなことを相談で回答した弁護士がいたらしい。とんでもないことだ。」なんて、批判がされました。
 「業務水準違反」、弁護士の資格がありながらまともな法的な判断をしなかった、追求をしたらいい、そんな批判まで飛び出しました。



 実はこの法律相談は時系列でされた相談の記録でした。

1. 最初にまず、市長は「図書館を作ったら、それだけでパチンコ屋の出店をホントに妨害できるのか?」と相談し、聞いています。

2. 次に、「そんなことをして違法にならないのか、どうしてやったらいいのか」と、やる気まんまんでアドバイスを求め、

3. そして、「せっかく図書館を作ったのに、妨害のためと訴えられて、取り消しや取り壊しになって、やはり出店されてしまうということはないか」と効果を確認します。

4. そして最後に、「損害賠償訴訟はありそうか?」と聞いています。


 市長らはこの三番目の質問を改ざんします。
 三番目の回答は訴えられても負けないだろう。図書館の取り壊しまでは命令されないだろう。
 そういうものでした。

 市長の意を受けた助役らはこれを、「訴えられても負けないか?」としたのです。

 三番目の質問というのは、「図書館で妨害しようとしても無駄になっちゃわないか」というものだったので、これに弁護士が「(図書館があるのにわざわざ取り壊せとはならないだろう。だから)訴えられても勝てる。」と答えていました。

 この質問を「訴えられても負けないか?」として、市議会には「弁護士はこの通り大丈夫と言っている」などと示したのです。


 このトリックで、まるでこの法律相談は一度に四人の法曹関係者に複数の質問を投げかけ、返ってきたもののように見えています。
 印刷レイアウトも、そんな感じに見えるよう工夫したように見えます。

 数ある相談のひとつに、「市は訴えられても負けない」との回答があったようになってしまったのでした。
 

 これによって市議会は市長の要請に応じ(それもとんでもないことなのですが)、図書館を設置するのに必要な条例を成立させたのでした。




 こんなトリックがあったことは、実は今まで誰も気が付かないことでした。
 裁判所も気がつかなかったと思います。


 これを我々が発見したことで、図らずも、答えた弁護士の名誉が回復されたことになります。

 ご自分の回答が改ざんされたわけではありませんから、わざわざ「こんな質問に対する答えではなかった」なんて、ご自分で釈明することはやはりできなかったのでしょう。


 弁護士さんは依頼人のために働くものだからです。



 もちろん、最後の相談では、「訴えられるし、結構な金額になると思う」とされています。
 それを知りながら星野前市長は個人の財産権を侵害したのでした。



以上、立証のひとコマです。


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元副市長のブログ

本件事件の当時に元副市長であったH氏がブログを続けられています。

 そこで本件事件について書いておられました。


 驚く部分もあり、その内容は裁判の証拠となっています。

 確かに、そのブログ記事で主張されていることは、「国分寺駅北口再開発事業のためにやったことだ」とされていて、星野前市長の違法行為を「してやったり」とまで正当化していておかしいものなのですが、どのようにしてこのような違法行為が計画され、実行されていったか信頼に足る証拠であると認定されています。

 私にはそこに隠された記述があったこともまた興味深いものでした。 



 この記事はもう見られなくなっています。

 もうすでに裁判所に出していますので、今更証拠を消されてもあまり意味はありません。


 ネットから記事を消されてしまったのは残念に思います。


 
 この事件に関する記事を含む内容は電子出版され、アマゾンで購入すれば読むことができるようです。


Series 漫遊日記 時空の旅へ 第1巻 誰も書かない自治体現場の真実  〜自治体現場に政策課題の真実がある〜   樋口満雄 https://www.amazon.co.jp/dp/B0727S8T22/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_.WQTCbNPR81F2


国分寺パチンコ訴訟 前市長

この事件の背景と動機についてここで書いてきたことは、公開が原則の裁判で私が住民訴訟原告として推論し、立証してきたことです。


 判決を前に、私が思うのは、もし前市長に謙虚さと法治主義に対する忠誠、市長としての責任感があればこのような事件は起きなかったということです。



 別に想像をたくましくさせなくともわかることです。

 謙虚さ。
 謙虚さがあれば市長として頭を下げ、本当に国分寺駅北口再開発事業に必要であれば折衝を行なったはずでした。
 権力を持ったゆえに傲慢さが昂ぶり「たかだか市民風情が」と強権的なことしか頭に浮かばなかったのでしょうか。

 法治主義。
 法治主義を堅持するというコンプライアンスの意識があれば、弁護士の回答に対して質問をかいざんするなどあり得ないものです。
 法律はいかようにも曲げられる、解釈で使える、このような考え方は危険なものです。

 市長としての責任感。
 それがあったなら、この失策にはすでに何らかの形で責任が取られていたはずです。



 4億5千万は誰の責任で支払うことになったかを前市長は知っています。
 不注意どころか明らかな意図を持って潰しにかかり、その違法性を咎められたのです。
 全ては個人的な動機によるものでした。
 私はそこに邪悪なものさえ感じます。

 前市長はこれにほとんど言及することなくやり過ごしてきました。
 市報には詳細の説明はなく、事件を知っていた市民はあまりいなかったと思います。


 そしてこれを弁済せずに放置してきたことから、その利息分を合わせれば5億以上の求償権が国分寺市にはあります。


 
 私はこれを見過ごしにすることはできません。

 市民の財産を取り戻すことは、議会と現在の市長の判断にかかっています。



国分寺パチンコ訴訟 事件の背景と市長の動機.5


 この地権者と前市長は深い縁の関係にあります。

 前市長の父親は初代国分寺市長でしたし、この地権者の先代はその国分寺市市議会の議長でした。

 
 その次の代になって、地権者と星野前市長は青年会議所を通じて深い関係になります。
 やがて星野が市長になるのを支援したのもこの地権者でした。


 この地権者が亡くなり、縁が切れたと感じたのでしょうか。
 次の代になってから冷淡な対応をとるようになったことは言えます。

 再開発事業の中心にある大きな土地権利者、この土地建物にいきなり差し押さえをし、そして全く市から支援や相談など手を差し伸べることはありませんでした。


 先代がなくなって、次の縁のない相続人になり、「このままなるようになるだろう」「差し押さえもした。そんな差し押さえしたところにテナントなど来ないはずだ」などと考えていたフシがあります。



 つまり、そのまま潰れることを星野は想定していたのでしょうか。

 推察できるのは前市長にあったあまりにムゴい感情です。


 市民の成功を願うのではなく、破滅を願うような市長などいるでしょうか。




 ところが、この地権者が自らの財産を取り戻すためにテナントを探し、前払いしてもらい税の滞納を解消する。
 そのような努力に対して星野前市長が応じたことは、「潰す」というものだったのです。


 これが前市長の個人的な動機です。
 これがなくては前市長の違法な執行には説明がつきません。
 古い縁、自分の権力に対する思い上がり、そしてこれまでの無策と無能への批判をかわすという動機です。




 国分寺市民なら誰でもご存知のことでしょう。

 前市長は失敗ばかりで市長らしい政策はほとんど何もしなかった。
 できなかったのです。



国分寺パチンコ訴訟 事件の背景と市長の動機.4


 行政による個人に対する営業妨害。
 そのための方法が、図書館を使った規制の利用、出店の妨害ということでした。

 図書館周辺の環境を良好なものにするため、定められた法律の規制を利用して図書館をわざわざ設置して営業を妨害するのです。

 これが星野前市長がたどり着いた結論でした。


 もちろん、なぜか一切の交渉はなく折衝はありません。


 もちろん、どんな理由があろうとも、個人の権利を一方的に侵害するなど行政としては許されないことです。
 しかし星野前市長は交渉に交渉を重ね、それが決裂したからこのような妨害に踏み切ったわけではありません。
 ただいきなり、パチンコ屋の出展を妨害する、それができると議会に宣言したのてず。



 そのパチンコ屋さんは手広く各種の業種の営業をしていたのですが、業態を考えてくれと要請するとか、なぜかそんな交渉はされませんでした。
 ただ、いきなり図書館を設置して妨害する方向へと舵が切られたのです。


 星野前市長はこの事業者と面会すら一度もしませんでした。


 ?

 前市長は、この妨害をすることに酔っていたようにも思えます。
 こういう「手」を使って、自分はなんでもできるのだ、と。
 市長という絶大な権限はどんなことでもできる、と。


 もしそうだとしたら実に恐ろしいことです。


国分寺パチンコ訴訟 事件の背景と市長の動機.2

当時の国分寺駅北口再開発事業の計画は進んでいました。
 その大きな面積の地権者だけ、まるでいないことのようにして放置されたままでした。

 この大きな面積を占める地権者は新たなテナントを探し、苦労をします。

 自らの財産を守るのに必死だったのでしょう。


 そして得たのがパチンコ屋さんというテナントでした。

 契約をし、パチンコ屋さんと賃貸契約を結んだことを市に報告します。



 これがなぜか問題になります。
 「なぜか」というのは、他に駅前には四軒ものパチンコ屋が営業をしていたからです。


 規模が大きいとか市長部局は後になって言い訳をしますが、それは問題ではない。
 要するに「できればパチンコ屋さんじゃないほうがよい」などと考えていたはずの市長は、この地権者に何にも支援をせず、放置しておいた。
 これこそが問題だったのです。


 地権者からすればこれでパチンコ屋さんをテナントにして滞納していた税を納め、一族の財産を取り戻すなんて当たり前のことだったわけです。



 議会は星野前市長がこれまで放置してきた無策を責めます。

 市長は何をやっていたのかと追求をします。


 議員によってはパチンコ屋自体を問題視した議員もいたでしょうが、他にパチンコ屋が営業していることとは矛盾しかありません。

 要するに何もしなかった前市長は、その無策ゆえに追及を受けたというだけでした。



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