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改 四号請求訴訟のブログ

国分寺パチンコ訴訟、事件の発端

考えてみれば、それは前市長の怠慢から始まったことでした。

 長らく停滞していた国分寺駅前の再開発に、星野前市長は何もしてきませんでした。
 交渉もお願いも説得もなし、それ以前の市長がやったような情熱を傾けて働くようなことは何もしませんでした。

 ただ市長の椅子にふんぞり返り、ボヤっとしていたイメージしかありません。


 そこへある日、突然その再開発予定地域にパチンコ屋が出来るという話が浮上します。
 そこは空家状態、その前は貧乏テナントだけ、駅前というのにうらびれた建物がありました。
 どうやって大家は暮らしているのか、みなが首を傾げるような建物でした。

 そこにパチンコ屋を入居させるという計画でした。


 これを最初に騒いだのは星野前市長でした。
 まるで煽るかのようにこれは大問題だと発言をします。再開発が危ないなどと煽りました。

 これに応じて、議員らは星野が何をしていたのかを追求します。

 よく見れば、別にそのパチンコ屋がどうとかではありません。
 他に何件もパチンコ屋が駅前で営業しているのに今更と言う感じです。

 どうにかしろ、何かかしろ、結局は議員らは星野前市長が何をやっていたのか、それだけを記議員らは追求していたのです。


 前市長はそこから驚く行動に出ます。

 そのパチンコ屋の出店をとにかく阻止するということを公言します。


 そうして、いきなり図書館をすぐ隣に建て、パチンコ屋が出店できないようにしたのです。



 不思議なことにこれは前市長が業者と交渉の挙句に行き詰まり、やむにやまれずやったということでもありませんでした。
 星野前市長は交渉もせず、折衝もせず、相手にも会うこともありませんでした。
 その出店が問題だというパチンコ事業者にお願いもせず、ただいきなりパチンコ屋を出店させないだけのために図書館を設置したのです。


 もちろん、その妨害行為のため、損害賠償を国分寺市は訴えられます。

 市は星野の軽々しい執行によって四億五千万円もの賠償金を支払ったのです。

 これには市側の弁護士の報酬も含まれています。

 実はこれもまた、驚くほどの金額でした。

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