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改 四号請求訴訟のブログ

閑話休題.2


 法廷では立証のためどんなことがされるんだろう、そんなことを考えました。
 裁判で提出書類の書式は決まっていません。

 「裁判では何でも出してよい」そう言われます。




 マービンゲイの遺族が盗作として訴え、勝訴した事件がアメリカでありました。


 「マービンゲイ」というのはソウルミュージックの偉大なアーチストです。



 興味があってその盗作が訴えられたという曲を聞いてみると、ほとんど似ていないように思えます。

 まるで別物にしか私には感じられませんでした。

 しかし「雰囲気が似ている」と認定されたのだとか。

 これが似ているとされる理由がわかりません。どうこれを立証したのでしょうか。



 私にはピンと来るものがありました。


 きっとその弁護士は法廷で二つの曲を聴き比べなんてさせなかったでしょう。

 楽譜、その音符を並べて見せ、その類似性、相似性を立証したのではないでしょうか。

 そうして音符で比較されて相似していると示されることで陪審員らが説得されてしまったのだろう、と。



 そういう「立証のテクニック」というものが少なからずあると思います。

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