忍者ブログ

改 四号請求訴訟のブログ

国分寺パチンコ訴訟 前市長側の抗弁


 前市長は事業者から訴えられた当時、その理由を当時の駅前の再開発の進展のためだったという主張をしています。

 なぜか今回、市側の代理人である弁護士は住民訴訟で同じ主張をしているのですがこれは全くの的外れです。

 数年たって、今更そのような言い訳はもはや成立できません。
 現在の国分寺北口開発はまるでその姿を変えてしまっているからです。



 住民側は前訴をなぞるだけのようなことはしないでいるのに、応訴している市側の主張は相変わらず同じような主張をしてきたのは驚きでした。
 弁護士が悪いのか、前市長と癒着でもあるのか、とにかく抗弁の論理は、例えそれしか主張するものがないにせよ、あまりにおかしなものでした。



 実際には本件で話題となった再開発はまるで中身を変えてしまい、タワーマンションになりました。

 「計画変更などできない。再開発が頓挫してしまう」などという前市長の言い訳は、現在の変貌した再開発の姿からかすれば根拠などないとしか言えません。
 頓挫などする余地はなかったのです。

 もし再開発が頓挫してしまったとするなら、今はいったいどうなっていたのでしょう。

 「ないものの証明」などできるはずもないのです。



 星野前市長が行なっていたのは、今、現実はその主張と全く異なっておりながら、当時は「失敗してしまうと心配していた」などという主張です。

 今はないものを想定して立証することの不合理さは言うまでもありません。
 架空の仮説を持ち出して弁明する「タラレバ論」に逃げているだけなのす。




 再開発に星野前市長はこれっぽっちの使命感もなければ情熱もなかった。数々の証拠がこれを立証しています。
 ただ前市長は自分の違法な執行の言い訳にこれを使っているだけというしかありません。

 もちろん、なぜこれをやってしまったのか。これには明白な答えがあります。

 前市長は市長の椅子にあぐらをかいて、交渉も折衝も、それこそ誰にも頭を下げることもなくふんぞり返っていていざこういうパチンコ屋の出店という事態になった時、議会からその怠慢と無策、把握しようとしていなかった無能ぶりを指摘され、反射的に暴力的な行政による出店阻止という政策を思いついたのです。



 また、仮にもし、そのような「懸念」を前市長が当時抱いていたとするにしても、前市長は他になんの努力も交渉もしていないのです。
 どこにも彼が交渉や折衝を行ったという記録はありません。

 つまりそのような「仮説」はまるで成立しないことなのです。

PR

PAGE TOP