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改 四号請求訴訟のブログ

他力本願をしない


 この住民訴訟を提起してから、私はこのことを国分寺市市民のみなさんに知っていただきたいと思いました。
 経過も説明し、私が立証してきたことをご説明したい、と。

 しかしこんなブログ的ホームページすらなく、色んなことが手一杯で、私ひとりでやるには大変だったのです。

 証拠集めをし、弁護士があまり事件の内容について踏み込もうとしてくれず、こちらの主張すべき点について理解してくれないので、メールをしたり、何度も説明をしたり、それこそてんてこまいでした。



 そこである日、私はネットで協力ができないかどうか、聞いてみました。

 
 そこで言われたことは正直、最初はショックな言葉でした。


 「他力本願はよくない」


 何ということかと思いました。
 私は公的な利益のために訴訟をし、住民としてこれをボランティアのようにしているのです。
 落ち込みました。

 誰も黙って何もしないから行なっている国分寺市の財政のための訴訟が、どうして理解されないのだろうか。私は無力感すら感じました。



 ・・・しかし。よく考えてみて私は自分が間違っていたことが分かりました。

 このような批判はもっともだと思えてきたのです。



 訴訟をするのもしないのも自己責任。

 私がやると決意したのだから私自身が最後までやるべき。

 人の助けなどアテにしてはいけない。

 それぞれ人には考え方、やり方、労力の傾け方があるのだ。

 と。

 自分が「やるべき」と考えたのだから、やるべきはまず自分であるのだ、と。



 確かに、正義を通すのも、前市長の違法行為を看過してしまうのも自己責任なのです。
 私が決意して始めたことなら、まず私が全力で向かうべきなのだと思いました。



 私はそれから、他力本願をしないと決めたのです。


 とてもあの時のご指摘は私にとって役に立ちました。


 まず自分がやる。


 もちろん、誰かが私に協力してくれるのであれば、お願いすることはやぶさかではありませんけれども。まず自分がやってみせる。




 これから、何事もこれを肝に命じてゆこうと私は思っています。


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