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改 四号請求訴訟のブログ

国分寺市パチンコ訴訟 市長部局


 裁判では「前市長の故意または重大な過失」が立証されることで求償権の成立となります。


 しかしこの時、市長がいくらただ座っていて何もしなかったとは言え、一人で全てをやったわけではありません。

 市長の手足となって違法行為に加担した二人の助役、一人は主犯格の東京都から出向したS氏、そしてその指示を受けて動いていたH氏がいます。
 他にもこうした市長の意向を受けて答弁をしたり説明をしたりした市の主要な職員、M氏などがいました。



 こういう市長の意のままに動いた人たちのことを総称して「市長部局」と裁判では呼んでいます。


 彼らの責任を問うことは出来ません。

 こういう責任の問えない人たちが市政をどう私物化していたかというと、やはり前市長星野の意向ありきだったとは言えます。

 しかし、いわば悪乗りした人たち、それが「市長部局」として大きな働きをしたことは否定できません。




 彼らの同義的責任はともかく、彼らに指示をし助役として任命をし、そして最終的にその違法行為の決裁をしたのは前市長です。

 彼らはいわば前市長の手足となって動いたわけです。

 この責任を前市長は背負わなくてはなりません。
 もし前市長がこれらの助役ら市長部局にも責任があるというのであれば、前市長が訴えることになります。
 もし市が彼らにも責任があると考えるのであれば、星野前市長を相手取って請求をするとともに、また四号請求をすることになります。
 この場合相手は市長部局の面々になります。

 責任の所在をハッキリさせる。これが法的にはとても労力の必要なことなのです。



 その市長部局のひとりがブログで本件の経過を証言しています。
 驚いたことに確信的に違法行為に及んだことを自ら証言もし、市長部局が議会にどう働きかけたのかが詳しく書かれています。
 本件住民訴訟では有力な証拠のひとつとなりました。


 犯罪的なほどの詐欺的なことがあったことや都合の悪いことは隠されていますが、彼自身の動きさえ詳しく書かれています。
 違法行為に加担したそのご本人には反省の言葉はありません。


 国分寺駅北口再開発事業に、本件は何の役にも立ってはいません。
 その後のリーマンショックによる混乱で国分寺駅北口再開発事業は改めて練り直しを迫られ、この事件で問題となったビルの計画はまるで変わってしまったのです。


 誰がこの責任を取るのか。
 私はこのような態度のように、ウヤムヤすることはできないと考えました。



 私は裁判に前市長に対する求償権があることの証拠として、このブログの記事を提出済みです。


https://s.webry.info/sp/manyuu316646.at.webry.info/201707/article_6.html


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